2015年6月10日水曜日

リニア工事前に市民団体が調査(NHK 東海 ニュースウエブ 2015年6月10日

リニア工事前に市民団体が調査
06月09日 12時28分
リニア工事前に市民団体が調査
リニア中央新幹線の建設工事に伴って増える工事車両の通行が、周辺環境に与える影響を調査しようと、9日、愛知県春日井市で市民団体が、工事が本格的に始まる前の交通量や騒音を確認する作業を行いました。
12年後に開業が予定されているリニア中央新幹線は、まもなく各地で本格的な工事が始まる予定で、トンネルのほか4か所の非常口などが作られる愛知県春日井市では、これらの建設に伴って発生する土の運搬などのため、場所によっては1日最大800台の工事車両が通行すると想定されています。
こうした工事車両の通行が、周辺環境に与える影響を調査するため春日井市で、9日、地元の市民団体が工事の前の状況を確認する作業を行いました。
建設予定地に近い県道沿いでは、市民団体のメンバー約30人が、車の通行量を記録したり、市から借りた機器を使って騒音や振動を計測したりしていました。
市民団体「春日井リニアを問う会」の川本正彦事務局長は「住民は、道路周辺の振動やう回路の渋滞などを懸念している。工事中や工事の後も調査を行い、問題があれば県や市、JRに改善を求めたい」と話しています。
一方、JR東海は工事車両の通行ルートを分散するなどして周辺環境への影響を抑えたいとしています。

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