アンケート結果報告 リニアを考える可児の会代表 桑山賢二
2015年7月16日
2015年6月29日、リニアを考える可児の会が行った「可児市議会議員選挙立候補予定者に対するアンケート調査」に4名の方々がご回答くださいましたので、約束どおり本ブログに掲載させて頂きます。お忙しいときに回答くださいました4名の方には御協力ありがとうございました。なお、4名の方以外の立候補予定者からは、回答がありませんでした。
到着順
① お名前 伊藤健二 所属党派 日本共産党 所属会派 日本共産党可児市議団
1 可児市議会は、先に発表したルート上の久々利大萱地区地上走行部分を地下化するよう
要求しましたが、JRは拒否しました。これについて、どうお考えですか。
地上走行よりも、地下化する方が、文化財保存、景観、微気圧波・低周波・騒音な
どの音環境問題、生活自然環境への影響を低減出来ます。根本的には、人体生命へ
の影響が未確定の強烈な電磁波・磁界はやめるべきで、建設工事は中止すべきです。
住民の意見・声を反映した市議会や市長の要請を顧みないJR東海(民間事業者)
に、国と県がお墨付きを与えるやり方が、JRの横暴さを助長させています。
2 平成25年10月21日、3自治会連合会請願を、一括採択しました。平成25年12
月5日に「大萱の里」保全趣意書に賛同する決議を市議会は上げ、今後は、保全活動を
推進するとしながら止まっています。「何をなすべき」と考えておられますか?
1、 地上走行と山岳非常口のルートを決定したJR東海に、建設工事計画の詳細を
明らかにするよう求めること。
2、 これまで公開された建設工事計画、設計から、その内容等から、日常の市民
生活への影響を最小限に抑えるため、「可児市行政として把握・点検すべき
項目」を全面的に明らかにさせること。
3、 豊蔵資料館の20m脇を通過するリニアの影響及び建設工事中の対策(大萱
の里整備事業の関連)
3 JR東海は、リニア新幹線計画を実施に移そうとしていますが、市民への、振動・騒音・
電磁波・トンネル残土運搬・トンネル残土運搬・トンネル湧水処理計画について十分
な説明もなく、市民の質問に答えようとしません。JRが強引に進めているリニア計画に
ついて、どうお考えでしょうか。
やめるべきものと考えます。
しかし、JR東海が、建設につきすすむというのならば、可児市を住民の側に引き寄
せて、住民の声を届け、被害を防止するためにたたかいます。
4 民間会社JR東海の企業活動に、市職員が、JRの業務を委託されて職務として従事するこ
について、どう思われますか。
よくないと思います。市職員を ”県”に出向させ県の臨時職員として、関係地権者
にあたらせるものです。(市職員身分、はあり)
市長は出向命令を出すべきではないと考え、一般質問(2015年3月市議会)で
訴えました。
5 可児市内のリニアルート決定や工事計画が、市民や地権者の意向を聞くことなく一方的
に発表されるやり方が民主主義の社会で許されることだと思われますか。
一方的に発表されることは、良ろしくないと思います。
② お名前 冨田牧子 所属党派 日本共産党
1 可児市議会は、先に発表したルート上の久々利大萱地区地上走行部分を地下化するよう
要求しましたが、JRは拒否しました。これについてどうお考えですか。
私は、地上走行も地下走行も反対、つまり「リニア新幹線は通るな! または、つ
くるな!」という立場で、市議会の決議は退席しました。
2 平成25年10月21日、3自治会連合会請願を、一括採択しました。平成25年12
月5日に「大萱の里」保全趣意書に賛同する決議を市議会は上げ、今後は、保全活動を
推進するとしながら止まっています。「何をなすべき」と考えておられますか?
市議会は決議をあげたのですから、特別委員会でもつくって、「大萱の里」保全の
ために、何をなすべきか、市やJRに対して提言すべきです。決議をあげただけで、
しかも、地下化はされず地上化となっても、何も声を上げない市議会では、口先だ
けと言われてしまいます。信用も低下します。
3 JR東海は、リニア新幹線計画を実施に移そうとしていますが、市民への、振動・騒音・
電磁波・トンネル残土運搬・トンネル湧水処理計画について十分な説明もなく、市民に
質問に答えようとしません。JRが強引に進めているリニア計画について、どうお考えで
しょうか。
リニア計画そのものに反対です。地下を通して、大丈夫なのでしょうか。これだけ地
震の頻発する国です、また、アルプス山脈にトンネルを掘るというのも、大問題で
す。自然破壊に反対です、リニアには莫大な電気が必要とのこと。それこそ原発が再
稼働され、その電力を使うことにならないか、本当に心配です。
4 民間会社JR東海の企業活動に市職員が、JRの業務を委託されて職務として従事すること
について、どう思われますか。
全くおかしいと思います。県や市が一企業のためにするべきではありません。まし
てや、市長が地下化を要求したのにそれも考慮されずに、地上化になりました。そ
れでも、市が協力するというのは、おかしいです。
5 可児市内のリニアルート決定や工事計画が、市民や地権者の意向を聞くことなく一方的
に発表されるやり方が、民主主義の社会で許されることだと思われますか。
もっと意見交換会や公聴会といったものを開くべきではないでしょうか。地権者に
とって、寝耳に水といったような状況は、許されるものではありません.オリン
ピックに合わせるとか、そんなことが目標ではなく、市民や地権者の納得がえられ
るよう、時間をかけて話し合うべきです。
③ アンケート調査(2015年6月29日)に対する回答
2015年7月2日
可児市皐ヶ丘五丁目101番地
わたなべ仁美
リニアに関する可児市議会及び自治連合会のこれまでの取り組みについては、一市民と
しては存じておりますが、個別事項(項目1、項目2、項目4)についての回答は、当
事者ではありませんので控えさせて頂きます。
項目3及び項目5については、次のように考えています。
「項目3」
リニアについては民間企業の事業とは言え、その規模及び影響の大きさから地域住
民として無視できないものと考えます。
従って、事業者は地域住民のメリットとデメリット、地域住民が被るリスク等を
明確にした上で地域住民にわかりやすく丁寧に説明する必要があると考えていま
す。
残念ながら、現状は丁寧な説明をしているとは思えません。
「項目5」
可児市に於いては、間接民主制がうまく機能していない部分があると考えます。
この意味からも、私は地域住民の声を行政にしっかりと届けられる政治家になりた
いと考えています。
項目1、項目2、項目4 につきましては、経緯や事実関係を良く理解したいと考えて
います。
以上
④ 2015年7月12日
可児市皐ヶ丘4-167
田原 理香
リニア新幹線に関するご質問の件
表記の件につきまして、ご質問の真意を十分理解出来ないこともあり、又自分なりに納得出来る誠意あるお答えをするには、時間がありません。大変失礼とは存じますが、それぞれのお答えではなく、総括的に、私の取り組み姿勢を述べさせて頂き、ご質問への答えとさせてください、どうかご理解下さい。
私の市政への取り組み姿勢は、同封リーフレットのも掲載しております様に、”人と人、人と地域、地域と行政をつなぐ”のつながりあいをベースに市民自治を目指したいと思っています。これは、住民の中に足場をしっかり置き、住民の安心・安全こそ基本的前提だと考えています。このことが損なわれるようなことがあれば、私なりにしっかりと対応させていただきます。
リニア問題に関する今後の取り組みについては、住民の意見を充分くみあげているか調べていく中で、私自身の活動方針を決めていきたいと考えております。
以上簡単ですが、ご報告致します。
以上
同封;リーフレット 4部
(お願い事項)
アンケート結果をブログに掲載されるのは了解しますが、発言の主旨が損なわれる様な報告の一部のみ切り取って発表されるのは、お断わり致します。
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