2016 年 3 月 18 日(金) 東濃ウラン鉱床放射線量調査活動について(春日井リニアを問う会→可児の会)
今回、3 度目の調査を行うことになりました。
3 月 16 日(水)に 18 日の日に、本村 伸子衆院議員事務所から調査を行いたいとの意向を受けて 先回と同様に
1御嵩町次月峠リニア 245k 地点 2土岐市東濃鉱山正門前 3瑞浪市「正馬様洞」 4瑞浪市「月吉公民館」裏 5瑞浪市「南垣外」非常口の地内 6瑞浪市「超深地層研究所」前 の 5 ヶ所を行った。
夕方から雨との予報であったが薄日もさして温かいまずまずの天候に恵まれて、土岐市「道の駅 志野・織部」に 9 時に「多治見を放射能から守ろう!市民の会 代表 井上 敏夫」と落ち合うこ とに
本村 伸子衆院議員と秘書 地元の共産党の瑞浪市会議員、土岐市市会議員、可児市市会議員 共産党国会議員団東海事務所ブロック 共産党岐阜県委員会 赤旗記者 共産党支部の 3 名 と 私、川本正彦と井上 敏夫の総勢 13 名が参加しました。 「休憩所」で自己紹介の後、井上敏夫さんから 東濃ウラン鉱床とリニア路線についてと今日の活 動についての説明を受けて、調査地点に向かいました。
1御嵩町次月峠リニア 245k 地点の調査では計測機器 Inspector の数値が際限もなく上がってゆく トラブルで 40 分でも解消されず 打ち切って次の地点へ向かいました。途中 計器の扱いミスと わかり
その後の計測では正常に作動しました。2~6の地点の計測を終えて 再度、1御嵩町次月峠に向 かいました。
瑞浪市「南垣外」非常口の地内では地元の方から リニア工事による騒音、環境被害についての訴 えを聞きました。工事ダンプトラックが 1 分に一台にもなり、すれ違いも難しい集落の中を走り 抜けることによる生活への影響から「トラックの通行」を集落は避けてほしいとの要望。20 dBと 静かな地域に 60 dB以上にもなる騒音でも環境基準を順守するというJR東海の説明に憤りを感じ ていること、リニア工事で非常口から運び出されるウラン含有残土とラドンガスによる、この地域 の環境汚染被害の危惧、路線が小学校の横を通ること、電磁波の影響など、ここは亜炭鉱があった 所で坑道はいまもそのまま残されており、春日井の亜炭鉱と同様に地下水に満たされていること、 工事によって、亜炭鉱が陥没するのではないかとも話され、かつて亜炭鉱を運んだトロッコレール の跡、亜炭鉱が積み置かれた跡、亜炭鉱坑口がリニア非常口の建設予定地の赤いリボンと杭が打た れた中にあるのを見て、リニア工事の悲惨な状況を目の当たりにしました。 この地元住民の悲痛な訴えをわが身の問題として受け止めなければと痛切に感じた一日でした。 計測結果は別紙あるように今回も1御嵩町次月峠リニア 245k 地点の放射線量 3 種類の計測器と も高くなったことを確認いたしました。
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