2016年6月21日に開催された可児市議会建設市民委員会が行われ、その中で 4、リニア事業の可児市内進捗状況についての質疑が可児市議会のブログに掲載されましたので少々長いですがここに記録しておきます。
平成28年建設市民委員会会議録
1 招集年月日 平成28年6月21日
報告事項
4、リニア中央新幹線整備事業可児市内の進捗状況について
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続きまして、4.リニア中央新幹線整備事業可児市内の進捗状況についてを議題といたし ます。
執行部の説明を求めます。
○都市計画課長(田上元一君) それでは、資料4のほうをお願いいたします。
リニア中央新幹線の事務につきましては、昨年、平成27年4月より、企画部総合政策課か ら建設部都市計画課のほうに所管がえになってございます。このため昨年の4月以降、ほぼ 1年間の可児市内の進捗状況について、本日、御報告をさせていただきというふうに思いま す。
御案内のとおりリニア中央新幹線の東京―名古屋駅間につきましては、平成26年10月17日 に国土交通大臣が工事実施計画の認可をJR東海に対して出しまして、事業計画の段階から 実施の段階に入ったということで、JR東海が沿線の各市町において事業説明会を開催し、 沿線ごとに事業を進めておるというような状況でございます。
可児市におきましては、資料にございますように主に大萱地区、そして大萱以外の久々利 地区、それから柿下地区、大森地区の4地区が直接といいますか、整備事業のエリアという ことになってございますので、それぞれの地区についての進捗状況を簡単に御説明させてい ただきたいと思います。
まず大萱地区でございます。
この地区は御案内のとおり、地上走行部約1.2キロとトンネル部があるわけでございます。 現在の状況といたしましては、測量の基礎となります基準点測量と中心線測量が実施済みと なっております。また地中の地質の状況を調べる地質調査につきましては、弾性波探査とボ ーリング調査を一部実施済みでございます。
当該地区につきましては、御案内のとおり計画段階より大萱組、そしてリニアの対策委員 会がルートの変更、いわゆる地下化をJR東海に対して要望をしておりまして、JR東海と 地元自治会との話し合いが継続をしておるというところでございますが、現在に至るまで両
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者が納得できる方向性が見出せていないというのが状況でございます。 市のほうといたしましては、事業そのものに推進という立場であるものの、地元住民の皆 さんの不安や御懸念が少しでも和らげることができるよう、地元に寄り添いながらJR東海 や岐阜県との間に立って意思の疎通でありますとか、情報のやりとりの橋渡し役を務めてお るということでございます。何より住民の皆さんが納得できるという形で事業が推進できる ような道筋をつけていくというのが役割であると考えまして、なるべく足しげくといいます
か、地元のほうに通っているというのが今の現状でございます。 次に、大萱地区以外の久々利地区でございますが、ちょうど小渕ため池の南のあたりとい
うことになります。この地区は橋梁部とトンネル部でございます。 現在の状況といたしましては、基準点測量、中心線測量が実施済みでありまして、あわせ
まして弾性波探査とボーリング調査を実施済みでございます。また、水利用調査といたしま して、現状で御利用されていらっしゃる井戸やため池、頭首工等の実質調査を実施済みでご ざいます。
当該地区につきましては、地元自治会と市の動きは特にございません。JR東海が地権者 の了解を得ながら作業を進めているというような状況でございます。
続きまして、柿下地区のトンネル部でございます。
当該地区につきましては、トンネル部ではございますが、土かぶりが30メートル未満の箇 所がございまして、いわゆる地上権の設定が必要となる区間がございます。現在の状況とい たしましては、測量、地質調査、水利用調査が実施済みでございます。当該地区につきまし ても地元自治会と市の動きは特になく、JR東海が地権者の了解を得ながら作業を進めてい るという段階でございます。
次に、大森地区のトンネル部並びに非常口でございます。
当該地区につきましては、トンネル部につきましては、30メートル下を通過いたしますの で、権利設定等は発生をいたしませんが、非常口を設置することとなっております。現在の 状況といたしましては、基準点測量、ボーリング調査、水利用調査が実施済みであり、あわ せまして用地取得に必要となる不動産鑑定を岐阜県が実施済みでございます。
当該地区につきましては、事業説明会の時点から非常口の位置が住宅地に非常に近いとい うことで、地元大森新田組の皆さんが非常口の位置変更をJR東海に要求しておったところ でございます。当初JR東海といたしましては、計画変更を一切認めないという姿勢でござ いましたが、本線についての位置変更は今のところ一切考慮はない、余地はないというもの の、附帯施設については柔軟に対応したいということで、地元自治会に対して位置変更、こ れは裏に図面がございますけれども、まだ詳細の位置までは確定をいたしませんが、位置を 変更するということを御提案なされまして、地元自治会がそれを御了承し、事業が少しずつ 進み始めたというのが現状でございます。
市はこの地区につきましては、直接自治会のコミットメントとしてはありませんが、JR 東海に対しまして、地元自治会との窓口を閉ざさないことや位置変更などについて要請をし
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続けまして、結果として、現在の状況になったものというふうに認識をいたしております。 以上、各地区の状況でございますが、御案内のとおりまだまだ測量の段階でございまして、
例えば概略設計というものにももちろん着手をしておらないという状況でございますので、 当然ながら工事の概要についても、現時点ではわからないというのが現状でございます。こ のため、市の関係各課においても、現時点で何らかの対応をするという段階には至っていな いということでございます。
市のほうといたしましては、私ども都市計画課に情報集約をいたしまして、各課との横の 連携調整を密にするということや、JR東海や岐阜県からの情報を的確に地元のほうに御提 供して、事業実施にそごがないようにしていきたいというふうに考えておるところでござい ます。
なお、その他の動きといたしましては、平成27年2月4日ですかね。岐阜県とJR東海が 用地取得事務の委託契約を受けたのを受けて、昨年の6月26日付で岐阜県と可児市が用地取 得事務委託契約を締結いたしたところでございます。これはよく国道や県道にも見受けられ る用地取得事務の委託ということで、可児市として用地取得の一翼を担うというものになっ てございます。それに伴いまして、本年より用地課の職員1名を岐阜県のほうに派遣をいた しているというところでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ○委員長(野呂和久君) ありがとうございました。
これより質疑を行います。
○委員(伊藤健二君) 一番最初に説明された大萱地区の大萱組とJR東海の話し合いが継続
中ということですが、その話し合っている内容とか進捗の程度については、逐一を承知して おられるわけですね。
〔「はい」の声あり〕 それで、当時から問題になっているんですが、地下化するしないの話は大きな問題なんで、
ちょっとここで議論もしませんけど、共同墓地がかかるという話だったけど、それをかから せないようにするために、例えば共同墓地がごそっと引っ越しをするとかせんとか、そんな ことができるとはちょっと思いませんけれども、そういう墓地の取り扱いに関する話し合い の方向性とか、そういうのは何か出たんでしょうか。
○都市計画課長(田上元一君) 当該墓地、それからその周辺がちょうど荒川豊蔵資料館の近 辺で、うちの文化財課のほうが国の史跡の指定をするということで、目指しているというこ とで協議が進んでおったところにJR東海の計画が当たってきたという状況がございます。
それで文化財課のほうは、実は国に指定をするにしても、本当にJR東海のほうの計画が 詳細のものがわからなければどこの位置になるかというのが詳細にわからないということで、 まだまだ文化財課のほうとしても進められないというような状況になってございます。
それで1つは、そのお墓のすぐそばに川がございますが、そこに橋脚を1本設けるという ような予定になってございますが、県道のあたりまで飛ばしてお墓をかけないようにしてほ
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しいというふうで、つまり幾つか橋を整理してもらえんかと、文化財課と我々と要請してお ります。JR東海のほうからまだ正式な回答はございません。当然橋を少なくするというこ とになれば桁圧が厚くなります。構造物としては大変頑丈なものになりますので、そうした ものの景観ということをJR東海は言っておりますが、一方で、逆に言うとそれが技術的に 可能かどうかというところまで、まだまだ行っていないというのがJR東海の現状であると いうふうに認識をしております。
一方で、お墓そのものは上空をいこうが取得をしなくちゃいけないという現状もございま すので、まずさわってほしくないというのが地元の1つでありますし、それから売却、いわ ゆるそれをしたくないというのもございます。その今のルートから両方を合わせて満足する 方策があるかというとなかなか難しいところでありますが、まずもってその現状を少なくと もさわらないようにするためにはどうしたらいいんだということを、私どもと文化財課のほ うで県を通してJR東海のほうに要請をしたというのは、去年1年間の中で動きとしてござ います。以上でございます。
○委員(伊藤健二君) はい、わかりました。 それからこの地域、ため池が久々利の大萱以外をとっても柿下をとっても、それから大森
にとってもそうなんですが、地図に落とすとよくわかるけど大変ため池が多いです。可児市 の中でもため池が集中している場所というとちょっと語弊があるかもしれないが、水がたま っていなくても、つまりため池用として水を受けると。そういうところへ大きなトンネルを ともあれ通すということだし、出口をつくるとなると、きょういただいた資料を見てもわか るけれども、検討箇所が笹洞と長洞ため池の両側にあって上・下にある。
だから、もっと言えば、長洞ため池の前にあった非常口検討箇所が横へずれることで、今 度は北側には星見台という新興団地があるわけですね、一番最後にできた団地で。ここの住 人はみんな総体的に若い人で、静かな場所にここから音がどういう形で出てくるのかも含め て、前以上にできる場所いかんにももちろんよりますけれども、新たな問題となってくる可 能性がある。
そうしたことについて、新田組と大森財産区管理会の同意は得られたものの、逆に今度は 変更による星見台の町内会というか、自治管理組織との関係でどうなのかということも含め て、ある意味もう一遍仕切り直しをしないと、そんな話は初めて聞いたという情報漏れの人 たちも当然いることと思われますので、この辺の対応について、今後どうするつもりなのか、 お考えをお示しください。
○都市計画課長(田上元一君) 今、伊藤健二委員のほうから御案内があったように、ちょう ど図面にあるように、まだここの位置が詳細のところがわかっておらないということですけ れども、いわゆる大森財産区のところにある位置を変更するということについて、大森新田 組と財産区管理会については、御了承いただいたということでございます。
一方、星見台につきましては、この計画を変更するということに関して、今のところ自治 会長のところには情報は流れております。それで自治会長といたしましては、まだ詳細のと
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ころがわかっていないので、そこがわかったところできちんとその情報を皆さんに流すかど うかは、まずは自治会長にお預けいただきたいというような状況になっているというふうに 聞いてございます。今後JR東海のほうも間違いなく、その自治会の要請を受けて対応して いくというのはお聞きをしておりますので、全く今、全然情報が流れていないということで はないというふうに認識をいたしております。以上でございます。
○委員(酒井正司君) 本当に地元の方の深刻な声を聞いて、会派でも中心線の各区域を全部 歩いて見て回りました。心配の声も直に聞いたんですが、ただ、市というのは立場上、当事 者ではないという非常に歯がゆいところなんですが、その辺の市民の不満であったり意見で あったり提案をどう取りまとめてJR東海、あるいは県に伝えるかという位置関係でしかな いわけですが。
それと、今回のこの説明で中心線のくいを私どもは見てきたんですが、この図面にないん ですけれども、それは確定の位置というのはまだ書けないんですか、この図面には。それに よって、やはり具体的な市民の方の心配であったり、迷惑度といいますか、それがはかられ るんであって、その辺がきちっとしたものがないと、やはり深刻な意見を伝えることが不可 能かなあと思うんで、そのことを私どもも知りたいですしね。
○都市計画課長(田上元一君) 図面でお出しできるものについては、改めまして御提供させ ていただきます。
大萱の若干補足をさせていただきますと、昨年の平成27年11月21日だったと思いますが、 議会のほうに陳情書という形で大萱の皆さんからいろんな御懸念ということで議会のほうで お出しをいただいたというのを、我々のほうもそれを承知しております。
それで、その中には2点大きな点がございまして、1つは、地下化、いわゆる今の地上走 行を認めておらんということが1つあります。もう1つは、JR東海からは、とにかくよろ しく頼むというような、いわゆる一方通行の説明しかなく、本当に双方向の意見を言える協 議をする場をつくってほしいという、その2点だったというふうに理解をしております。
それで、我々のほうとしては、1点目についてはもうずうっと言い続けていることなので、 引き続きなんですが、2点目について、我々も一方通行の意見交換会という名前のところに 出させていただいたんですが、確かにまだまだ先ほど申し上げたように測量の段階ですので、 本当に実際にどういう形になるのかというのが見えていないというところで、実はお互いの 主張がすれ違いというような形になっているのが現状だということで、それは例えばJR東 海のほうには、本当にどういう形になってどういう影響になるんだということをきちんとお 示しをしないと、意見、協議ができないんだよという話。
それから地元の皆さんのほうにも、確かに地下化だということはもちろんそのとおりなん ですが、一方で言えば、どういう形なのかというイメージができないことには御協議ができ ませんよということも、我々のほうから再三御提案をさせていただいてあるのならば、正式 に双方向の協議ができる場をきちんと設けるようにお互いにやっていきましょうということ で、ことしの3月ぐらいまでに何とかその合意をいただいて、一応名前としては協議会とい
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うものを新年度に入って第1回を5月に開いたところであります。 まだまだ測量の段階に至っていませんので、まだまだすれ違いのところが多いわけですけ
れども、これから地元の方々が、それは事業を推進するための測量ということではないので すけれども、どうなるかしっかり把握をして、その上できちんとどこがだめでどうだという ことを話し合える場をしっかり設けたいと。そこをきちんとしないことには、本当に前に進 むのか、戻るのかというのはわからないよということで、やっと協議の場が大萱の中ではで きたということで、それは昨年我々のほうで働きかけたことの一つの成果という言い方では 大変失礼ですけど、ということになったのかなと思うので、我々のほうはとにかく地元の方 が御懸念のことをとにかく和らげるということで、本当に週に1回ぐらいのペースで地元の ほうにお伺いをしながらお話を聞いて、今何が御不安で、例えば県や国やJR東海の情報と いうのは今どういうものかというのも皆さんわかりませんので、そういうものをきちんとお 伝えする中で、とにかくJR東海と協議ができる場をしっかり持っていくというふうにする のが、我々の役だということで、今、頑張っているという言い方はちょっと失礼なんですけ ど、そういうふうで事務局としては動かせていただいているというのが現状でございます。 以上でございます。
○委員(伊藤健二君) 大森地区トンネル部非常口問題のところで、大森財産区管理会の同意 を得たということで御紹介をいただきました。
それで、実は財産区、以前は平牧財産区の管理地であった長洞ため池の北側なんですが、 そこに非常口が予定されていたということで平牧地区だったんですが、これがすぐ隣ですけ れども、大森に移ったということで、財産区管理会がかわったんですよね。かわると同時に 既に同意を得たということで、大変迅速な対応をしておられるなと思いますが、いわゆる旧 慣使用権に基づく財産区というのは、市そのものではもちろんありませんが、最終的には市 長が絡む、いわゆる入会地といいますか、旧慣使用権に基づく財産区なんですよね、だから 特殊なんです。
御存じのとおり財産区管理会委員は可児市議会が同意をして任命をします。市長が推薦提 案をして可児市議会が同意をして決めます。つまり可児市議会としては、ここで選ばれた人 たちに可児市エリアの財産の管理運営を委託して地域のために使ってほしいというのが趣旨 なわけですから、そういう趣旨からいうと、このリニアについてはさまざまな意見が現行あ ると。工事に当たってのどういう課題が出てくるか、それについてもっと詳細な説明をしろ というのは当然出てくると思うんです。そのときに地主の管理会が同意をしているというこ とだけでは済まないので、当然、まずこの管理会の同意を得た議事録について提出を求めた いというふうに私は思うんですが、市議会としてはそれはできると思うんですよ。
要するに、どういう説明が管理会に対してあったのかということを把握したいんですね、 眼目としては。ここに非常口なるものをつくりたいと思うので同意くださいと頼まれたので、 特に問題がなさそうだからいいんじゃないといって、何人中何人で同意したというだけの話 かもしれませんが、そういうことは大事な記録になっていくんで、特にこのリニア中央新幹
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線整備事業との関係では、どこの管理主体がどういう形で合意したのか、紛糾したのか、あ るいは反対したのかということが、記録上も極めて重要になってきます。その辺で、もしお 手元にあるなら、後で結構ですがお見せいただきたいし、資料として提出していただきたい と思いますが、どうでしょうか。
○都市計画課長(田上元一君) 今、手元には資料がございませんので、後ほど委員の皆さん にお知らせを申し上げるということで補足させていただきます。
○委員(伊藤健二君) はい、わかりました。
○委員(酒井正司君) ちょっと不勉強で申しわけないんですが、この弾性波探査という言葉
が出てきています。ボーリング調査は穴を掘って地質を調べるんですが、このまず簡単な用 語の説明と、それでこれによって工事手法が変わるのか、あるいは大きなルート変更まであ り得るのか、その辺をちょっと聞かせてください。
○都市計画課長(田上元一君) ボーリング調査は実際に地中に孔を掘りますが、弾性波探査 というのは、上から電気、P波とS波だったと思いますが、それを流して地中の状況を調べ るということなので、構造物として何か入れてどうこうというものではないと、機械上の操 作だというふうに伺っております。
それから、それによって云々ということについては、具体的にはお聞きをしておりません というのが現状です。ルート変更までどうのこうのというところまでは、JR東海としては 行っていないというふうに私は理解をしております。
○委員(伊藤健二君) 桜ケ丘公民館でやったルートを決定するときの説明で、まず地質の調 査をやりますと。弾性波調査をしますというふうに。そのときにどういう機械をどういうふ うに設定をしてといって説明していました。その話で記憶すると、50センチだったか50メー ターだったかちょっと、メーターについてはちょっと記憶が曖昧なんだけど、50センチか50 メーターの位置に穴を掘っていって、そこに発破を仕かけて破裂をさせて、それらが連破し ていくP波、S波、いわゆる地震と同じで......。
〔発言する者あり〕 そうそう、地震の予兆でP波が先に来るんだったね、早く来る。それの落差の大きさで地
質を確かめる。かたさとか材質の構造体がわかるんですって。そうやってトンネルを掘って いくときに下のほうの80メーターのところ、50メーターのところに何がある、どうだという のを調べるというお話でした、参考までに。
○委員(酒井正司君) 放射性の含有物がということまではわからないですね、これでは。 ○委員長(野呂和久君) 他に御意見ございますか。
〔挙手する者なし〕 それでは発言もないようですので、この件に関しましては、以上で終了をいたします。
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