2016年9月21日水曜日

リニア残土、瀬戸の窯業団体が「瀬戸のグランドキャニオン」に受け入れへ(2016年9月21日中日新聞)


春日井リニアを問う会事務局の川本さんからのメールによる追加情報 春日井 坂下非常口から出る残土 10年間? 120万立方m 1日当たり1800立方m 
10トントラック一日360台
がグラントキャニオンに運び込まれる 往復しますから 10トントラック720台 騒
音・振動・排気ガス 渋滞に悩まされる。
考えられるルート  
高蔵寺ニュータウン アピタの横 ⇒新東谷橋 ⇒ 左折してすぐ右折 ⇒水の住宅
方面へ ⇒ 道の駅 瀬戸品野⇒珪砂組合へ
新東谷橋 揺れます 強度は大丈夫か






リニア残土、瀬戸の窯業団体が受け入れ 
2016/9/21中日新聞 朝刊

 二〇二七年の開業を目指すリニア中央新幹線の工事で大量に発生する残土を、愛知県瀬戸市の窯業団体が、採掘している鉱山で受け入れる方針を決めたことが、関係者への取材で分かった。近く、同市が瀬戸市議会に説明してJR東海も住民説明会を開き、最終決定する。愛知県内で残土受け入れの最終手続きに入るのは初めて。
 受け入れ先候補は、瀬戸市西部の山あいにあり、ガラス原料の珪砂(けいしゃ)や陶土を戦前から採掘している通称「瀬戸のグランドキャニオン」と呼ばれる四十八ヘクタールの鉱山。県有地で、同県珪砂鉱業協同組合が採掘しており、残土は埋め戻し用に使われる。
 受け入れ予定なのは、同県春日井市の「坂下非常口」(立て坑)の新設工事で発生する残土。搬入期間は一七年初めごろから一九年中頃を見込んでいる。
 瀬戸市によると今月中旬、JR東海の社員が市に「一日も早く計画を進めたい」と説明。市側は「市民の安全環境に十分配慮し、住民説明会を開いてほしい」と要望した。市は二十一日に同市議会に残土受け入れについて説明する。
 十月上旬にJR東海が市内の自治連合会総会で各地域の代表者に説明し、鉱山の周辺住民には十一月ごろに説明会を開く予定。
 県珪砂鉱業協同組合幹部は「JR東海から組合に対し正式な計画表明はまだだが、今後交渉に応じたい」と話す。
 JR名古屋駅から春日井市までを通る県内のリニア残土は、六百五十万立方メートルが見込まれる。一方、瀬戸市の鉱山の埋め戻しには約一千万立方メートルが必要になるという。リニア残土を受け入れることで埋め戻しも早く進むことになる。

 リニア工事の残土受け入れを巡っては、長野県大鹿村の三カ所が候補地となり、JR東海が環境調査の結果を公表。住民説明会を開いているが、反対運動が起きている。岐阜県では六十カ所余が候補地となっている。

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