リニアを考える可児の会ニュースNo.34(2015年4月7日)
ミカワバイケイソウ、シデコブシ、カタクリなど貴重植物の宝庫の現地を見る(小川富貴可児市議の案内)
(桜ヶ丘ハイツ内欅ヶ丘地内)
リニアのトンネルが真下を走るという桜ヶ丘ハイツ欅ヶ丘地区の稀少植物群生湿地の見学会が4月4日にありました。
リニアの岐阜県ルートには、中津川市内のシデコブシやヒトツバタゴなどの稀少植物の群生湿地、土岐市内のウラン鉱床、可児市久々利地区の黄鉄鉱や歴史的古窯群跡、貴重野鳥サンコウチョウの飛来地、桜ヶ丘ハイツ欅ヶ丘地内の稀少植物(ミカワバイケイソウ、シデコブシ、カタクリなど)などがあり、それぞれにリニアが貫通することによる放射線、重金属、地下水脈の変化などによる自然環境の激変が予想され、科学者や識者のよる危険性が指摘されています。
リニアを考える可児の会では、これらの問題のうち、桜ヶ丘ハイツ内欅ヶ丘地区にある稀少植物(ミカワバイケイソウ、シデコブシ、カタクリなどの群生湿地)の現状を現地視察しました。
皐ヶ丘9丁目の住宅地帯東側角の舗装道路から欅ケ丘地内に入りましたが、尾根沿いに行く途中から北側の柿下側におりて行くとやがて水たまりや渓流が現れ、その先には、ため池がありました。この辺りから、丘陵の斜面のあちこちにシデコブシの花が出現し、さらにけもの道のような斜面を行くと、カタクリの群生湿地が現れました。鳩吹山麓のカタクリ群生地と違って、全くの自然繁殖なので、群生規模は小さいが、ちゃんと管理すれば数年で大群生地ができるのではと思われました。
さらに進むと渓流沿いにミカワバイケイソウ(三河梅蕙草)が群生していました。
下の2枚の写真は、カタクリの群生湿地(左)と、ミカワバイケイソウ(右)の群生湿地
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